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一般の家庭でお弁当に入れるために作る
簡単な玉子焼き。
その味付けに「だし」を使って、
一巻き一巻きが薄く、
繊細に幾重にも重なった上品な玉子焼きが
「だし巻き玉子」です。
つまり、私たちが和食のお店や
お寿司屋さんなどでよく見かける玉子焼きです。
そんな「だし巻き玉子」を家庭で作ってみたい
と思ったことはありませんか。
そのようなご要望もあるかと思いますので、
今回は、「だし巻き玉子」を作る
レシピ、材料、コツを紹介したいと思います。
「だし巻き玉子」の材料、調理器具は?
「だし巻き玉子」を作る前に、
まず「調理器具」を準備します。
・ボウル
・玉子焼きフライパン
(玉子焼き器ともいいます)
・菜箸又は泡だて器
・お玉
・キッチンペーパー
・フライ返し
次に、「材料」を用意します。
4人前の材料は次のとおりです。
・卵 4個
・だし 顆粒だし小さじ1/2(白だし大さじ1)
・水 大さじ6(白だしを使った場合大さじ4)
・みりん 小さじ2
・うす口しょうゆ 小さじ2
(白だしを使った場合は不要)
・サラダ油 適量
「だし巻き玉子」のレシピは?
まずはコツではなく、
「だし巻き玉子」の基本的なレシピ
を紹介します。
1:ボウルに卵を割り、
黄身と白身がしっかり
混ざるように菜箸でよく混ぜます。
うまく混ぜられないときは、
泡だて器を使って混ぜますが、
あまり混ぜすぎないように注意します。
2:1に残りの材料のうち、
サラダ油以外を混ぜ合わせたものを加え、
さらによく混ぜます。
3:玉子焼きフライパンを温め、
キッチンペーパーでサラダ油を
フライパン全体になじませます。
4:2をお玉ですくい、
フライパンに薄く広げます。
半熟になったタイミングで
フライパンの奥から手前に菜箸で巻いていき、
巻き終わった卵を奥に移動させます。
うまく巻けない場合は
フライ返しを使って巻きます。
5:フライパンの空いた部分に、
キッチンペーパーでサラダ油をなじませ、
再度2を薄く広がるように
お玉ですくって入れます。
その際、4で巻いた
卵の下まで行きわたるようにします。
6:卵が半熟になったタイミングで、
これを4で巻いた卵に巻き付けるように
手前に巻いていき、
巻き終わった卵を奥に移動させます。
7:以下、2がなくなるまで5~6を繰り返し、
完成です。
「だし巻き玉子」の4つのコツとは?
「だし巻き玉子」を作る際に
失敗してしまう例としては、
①焦げてしまうこと
②一巻きが分厚くなってしまうこと
③全体的に硬くなってしまうこと
実はこれを避ける作りかたをすれば、
お店レベルの
「だし巻き玉子」になるコツ
なんです。
そのコツとして、
次のようなことに注意すれは良いでしょう。
1:火力を強くしすぎないこと。
特に火からの距離で温度を調節できますが、
IHの場合は距離を保つことができないので、
強めの中火程度に設定する方が良いでしょう。
2:材料を入れる前に、
その都度フライパンにサラダ油をなじませること。
3:材料を入れ過ぎないこと。
材料を一気に入れないで
広がり具合を見ながら適量を入ましょう。
4:巻く際には空気を抜くこと。
空気を抜かないと焼きムラができ、
形も悪くなります。
「だし巻き玉子」を作るのは
とても簡単に見えます。
しかし、
実際に完成したものを見ると、
作り手がどの作業で手を抜いたのかが、
その見た目からはっきり分かってしまいます。
つまり、これが上手にできるということは、
その人がいかに丁寧かという評価にも繋がります。
そのようなことも、少し頭の片隅に置きつつ、
だし巻き玉子作りに
挑戦してみてはどうでしょうか。
この記事の監修者

- 調理師の免許を持っている料理、食べることが大好きな私です。皆さんから「このレシピおいしかった!こんな食べ方あるんだ!」などの暖かいコメントに喜んでいます。
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