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コリコリとした食感が魅力の豚軟骨は
コラーゲンたっぷりで栄養満点、
煮込めば煮込むほど味がしみて
寒い季節にはまたとないごちそうです。
時間はかかりますが、
タイマーをかけておけば
2~3時間おきに火にかけるだけと、
手間はほとんどかからず作れます。
下茹でまでは圧力鍋を使えば
もっと時間が短縮できますが、
味を含ませるときは
温めたり冷ましたりを繰返しながら
じっくり煮込んだ方が美味しくできます。
そんなしっかりと味をしみこませた
本格的な煮込み時間を考えた
レシピを紹介したいと思います。
豚軟骨の旨煮の材料は?(4人分)
◇主材料
豚軟骨:500g
生姜:1片
ねぎの青い部分:1本分
大根:1/2本分
半熟卵:4個
◇調味料
酒:大さじ2
砂糖:大さじ2
蜂蜜:大さじ1
みりん:大さじ2
醤油:大さじ3
豚軟骨の旨煮のレシピは?(1日目)
豚軟骨はかぶるくらいの水と共に鍋に入れ、
生姜の薄切り、ねぎの青い部分、
酒を加えて強火にかけます。
沸騰したら火を弱め、
灰汁を丁寧に取り除きます。
一度茹でこぼし、ひたひたの水でもう一度茹でます。
煮立たら火を弱め、蓋をして2時間ほど煮たら
火を止めてそのまま冷まし、
また火にかけて2時間ほど煮ます。
そのまま一晩おいて完全に冷ましますが、
気温が高い季節は冷蔵庫に入れておきます。
灰汁を除いた後圧力鍋で煮込めば
時間が短縮できます。
豚軟骨の旨煮のレシピは?(2日目)
一晩おいて表面に白く固まった脂を
きれいに取り除きます。
再び火にかけてコトコト
2~3時間煮てから冷まし、
これを2~3回繰り返します。
大根を2cmくらいの厚さの輪切りにし、
皮を剥いて米のとぎ汁で
串がすっと通るまで下茹でします。
軟骨水の量が半分ほどになったら、
下茹でした大根を加え、
砂糖、蜂蜜を入れてごく弱火で
10分ほど煮た後醤油を加え、2時間ほど煮ます。
水が少なくなってきたら酒を足し、
大根に味がしみるまで
さらに2時間ほど弱火で煮ます。
みりんと醤油で味を調え
煮汁が1/3くらいになるまで煮詰めます。
半熟卵の殻を剥いて加え、
火を止めて人肌に冷まします。
(固ゆで卵が好みなら
煮汁を煮詰める段階で加えます)
一緒に煮込む野菜は大根以外にも
里芋やじゃが芋、れんこんでも美味しいです。
鍋に残った煮汁は翌日
薄切り肉と葉野菜を煮込んだり、
豆腐と春雨を煮込んだりとアレンジも豊富で、
短時間で旨味たっぷりの煮物が作れます。
うどんを入れたり、ご飯と卵で
こってりおじやにしたりしてもいいですよ。
脂っぽくならないためには
一晩寝かせて余分な脂をしっかりと
固めてからきれいに取り除くのがコツです。
この記事の監修者

- 調理師の免許を持っている料理、食べることが大好きな私です。皆さんから「このレシピおいしかった!こんな食べ方あるんだ!」などの暖かいコメントに喜んでいます。
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