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みなさんイカの料理といえば、
どういったものが思い浮かびますか。
生の場合、刺身、イカソーメン、
煮物であればイカ大根、
そして焼き物であればイカ焼きと
枚挙に暇がありません。
その中でも、生物と乾物との
中間的な位置づけにあるのが、
「イカの一夜干し」です。
しかし、その特有の柔らかさから
焼き加減が難しくうまく焼けない
ストレスを感じてしまう事があります。
そこで今回は
「イカの一夜干し」の個性を活かしつつ、
おいしく食べれる焼き方を紹介します。
「イカの一夜干し」とは
「イカの一夜干し」とは、文字どおり
「イカ」を「一夜干し」
したものになります。
一般的に焼いて食べるためイカ特有の
- 生のヌルヌルした食感
- 乾物の硬さ
が苦手な人にとっても納得の一品です。
その焼き方を紹介する前に、
「イカの一夜干し」の作り方を
確認していきましょう。
①「生のイカを捌く」
「イカの一夜干し」は、
生のイカを捌くところから始まります。
イカを開き、
イカの口、目、吸盤を取り、
また、内蔵を傷つけないように
取り除きます。
その後水洗いをし3%から10%前後の
塩水に5分程度漬けます。
②「天日干し」
塩水に漬けたイカを開いた
状態になるように開き
天日で4時間程度干します。
イカの大きさ等によっては、
一晩干しても「一夜干し」にならないものも
ありますので、
中まで完全に干上がらないくらいで、
表面が少ししっとり
している程度まで干したら完成です。
なお、干し過ぎると乾物のように
固くなってしまうので注意して下さいね。
「イカの一夜干し」の焼き方は?
「イカの一夜干し」の焼き方で
最も失敗しやすいのが、
水分が蒸発しないうちに
熱で丸まってしまうことですよね。
一体どのようにすればイカを焼くとき
「丸まらずにきれいに焼ける」
のか紹介します。
①「イカの足と胴体を分ける」
どうしてもうまくいかないのは
胴体部分の広い切り身です。
きちんと焼くためにも
イカの足と胴体は切り離し
イカの足(ゲソ)は
そのまま焼きて美味しくいただきましょう。
②「串、割りばし等使用する」
イカの胴体は
イカが開いた状態になるように
串を横に渡します。
割りばしを「たすき掛け」に刺すことで、
裏返しても丸まることなく
焼くことができます。
さらに失敗しない方法として、
「直火ではなくフライパンで
魚焼き用のアルミホイルを敷いて焼く」
方法ならお好みの焼き加減まで
じっくり見極めながら焼くことができます。
どうでしたか。
「イカの一夜干し」を作り方から、
そのまま焼くところまでを考えれば
「イカを干す」段階で
串や割りばしを焼くときの状態で
イカに通しておけば、一石二鳥ですね。
なお、焼き加減については、
「干し過ぎ」と同様に、
焼き過ぎると「一夜干し」である良さ
が損なわれるので焼き過ぎに注意して
おいしい料理を作りましょう。
この記事の監修者

- 調理師の免許を持っている料理、食べることが大好きな私です。皆さんから「このレシピおいしかった!こんな食べ方あるんだ!」などの暖かいコメントに喜んでいます。
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