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「ゴーヤ」は「ニガウリ」として
知っている方が多いでしょうが、
実は「ツルレイシ」が標準和名なのです。
沖縄県や南九州で収穫の多い
ウリ科の野菜で、
最近は「夏バテ予防」「ダイエット」などの
健康効果が注目されています。
ただ、「ゴーヤ」そのものを
家族が買ったり人から貰ったりして、
どうやって調理したら良いのか
困ったことのある方も多いでしょう。
そこで今回は
「ゴーヤ」のアク抜き方法、
保存の仕方などについてまとめました。
「ゴーヤ」のアク抜きの前にすることとは?
「ゴーヤ」はアク抜きさえすれば、
あとは調理するだけだ
と思っていませんか。
実はアク抜きの前に、
「わたや種を取り除く」
必要があるんです。
やり方は簡単。
①包丁で「ゴーヤ」のへたを
取り除いて半分にカットします。
②真ん中のわたと種が
集中している部分に、
スプーンを入れてすくい取るだけです。
「ゴーヤ」のわたや種の取り除き方は、
基本的には冬瓜やカボチャなどと同じです。
ここで、
「わたって食べられるのでは?」
「わたも栄養があるのでは?」
と疑問を持った方も多いでしょう。
でも、わたには栄養はほとんどない
と言われているので、
わたや種を取り除いた後の
栄養の多い部分をたっぷり食べましょう。
ただし、
外側の緑色の皮(ボツボツがある部分)は
食べられる場所ですので、
間違えて剥かないように
気を付けてください。
「ゴーヤ」のアク抜きの方法は?
「ゴーヤ」のアク抜きも
ひと手間かかりますが、
それほど難しくありません。
①わたや種を取り除いた
「ゴーヤを細長く薄切り」
しておきます。
②細かくなった「ゴーヤ」に
小さじ2杯の砂糖と小さじ1杯の塩を
まぶしながらよく揉んでおきます。
(塩だけでもOK)
③10分以上水に浸し、
調理する前に水気を切って
アク抜きは完了です。
もっと苦みを取り除きたいのであれば、
「10秒以上茹でる
⇒ザルに入れて冷たい水で流す
⇒数分放置する」
と、もうひと手間かければ
もっと苦みが減ります。
また、
「ゴーヤ」のアク抜きの方法には、
「下茹でする⇒塩揉みする」
「米のとぎ汁で茹でる」
などの方法もあります。
色々な方法を試して、
自分に合った方法を探してみましょう。
「ゴーヤ」の保存の仕方は?
「ゴーヤ」は採れたてで
カットしていない状態のものでも、
「常温で数日程度」しか持ちません。
そもそも、収穫したものを常温で、
長期間持たせようとすること自体無理です。
なので、収穫したものや購入したものは
すぐにでも調理した方が良いです。
とは言っても、
「すぐには使いきれない。」
と言う方も多いでしょう。
こんな場合には「ゴーヤ」を
アク抜きして茹でてから、
「保冷パックに入れて冷凍保存」
するのがベストです。
「ゴーヤ」はシワシワになる前に
下処理して冷凍保存すれば、
長くて1ヶ月くらい持ちます。
どうでしたか?
「ゴーヤ」を料理に使う人は
中々の料理上級者ですね。
この調子で色々な料理に挑戦しましょう。
この記事の監修者

- 調理師の免許を持っている料理、食べることが大好きな私です。皆さんから「このレシピおいしかった!こんな食べ方あるんだ!」などの暖かいコメントに喜んでいます。
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